【30代ジャニヲタ】だから私は貯金する~オタ活と貯金の両立~
こんにちは、30代ジャニヲタのcoruri(こるり)です。
今回はどうして昨年から貯金と資産形成をはじめることにしたのか、書いていこうと思います。今まで宵越しの金は持たないと言わんばかりにオタ活や浪費に全力投球していた、30代×ジャニヲタ×独身会社員の心の内です。それではいってみましょう!
ジャニヲタになる。貯金から目を背けていた20代
10代から何かしらのオタクでした。幸か不幸か、今までハマっていたジャンルにハマらなければよかったと思ったことは一度もありません。20代半ばはそこまでお金がかからないジャンルにハマっていたため、友人の貯金してるよという言葉にとりあえず貯金しようとコツコツ貯めていました。年に1~2回海外旅行に行っていたのですが、まだ実家暮らしだったこともあり、なんとかお金を貯める事ができていたんです。
20代後半に近づいた頃、現在の全力オタクジャンルでもあるジャニーズにハマります。
そこから沼に落ちるのが早かった。中学生の頃はジャニーズが好きだったのですが、そこから別のジャンルに忙しくジャニーズからは遠ざかっていました。それに中学生ってドル誌を一ヶ月に5冊買うことすらできないじゃないですか。だけど、社会人となった今は全部買える。テレビ誌も買える。女性誌も買える。CD・円盤も全種類買える。過去に出た作品だった全部買える。*1
そしてその頃はまだ先振り込みの時代。コンサート・舞台が決まれば、まずはチケット代を先振込み。外れたら手数料を引いて返金という時代。当落も電話で確認していました。とにかく現金が必要となります。
今でこそ自担を中心にルールを決めてオタ活をしていますが、ハマりたてのなんでも楽しいDDとなれば、誘われるままにあっちにこっちに振り込んで、現場通って、遠征して…手元のお金が足りなくなると、貯めていたお金(定期預金)に少しずつ手を付けるようになりました。それでもまだある程度の額はあったのです。
それからジャニヲタを初めて数年経ち、現在の自担くんに出会います。
私が彼を知った当時は知名度も人気もあまりありませんでした。どうしたらいいものか、と悩む日々。そんな自分に出来ることといえば、と周りのジャニヲタ猛者たちに相談した結果導き出されたことはこつこつと彼の写真やステフォ、グッズを購入すること。そう、オタクらしく言うとお金で殴ることでした。
現在もスタンスは変わりませんが、自担くんの現場はチケットが当たったら全て行くというルールです。現場が増えても減ってもそれは変わりません。なので当初の想定よりも現場が増えていくと嬉しい悲鳴。どんどんチケットが増えてお金が飛びます。そして根っこがDDなのでほぼ掛け持ち状態の推しが出来てそちらも全力で追っていたら…時間(有給休暇)もお金も気づいたらかなり減ってしまいました。
余談ですが、担当以外には約2年しか熱量のペースが持続しないことがわかっているので現在は推しを増やすのは我慢しています。推しを嫌いになって推すのをやめるわけではないので、友人に誘われれば時々行くことにしています。今はチケットが取れないので強制的に行けなくなりましたが(笑)
そして20代後半になり実家も出て自由になったことをいいことに、全国をあっちこっち飛び回るようになります。貯金が猛スピードで減っていくのは見ないことにして、オタ活を全力で楽しんでいました。
ジャニヲタに全力で正気を失っていた30代前半
ここまでノンストップでオタクしていき、自担くんも少しずつ知名度が上がりお仕事も増えてきました。もちろん何年もオタクをやって一人のアイドルを応援していれば、楽しいことや嬉しいこと、悲しいことや悔しいこともあります。いい意味でも悪い意味でも泣いたことはまあまああります(笑)それでも毎日が楽しくオタクをしました。しているつもりでした。
この頃は老後の2,000万円問題も出ましたし、友人の中にはオタクをしながらもしっかり資産形成をしている子もいましたが…あまり自分事に思えず…しっかり将来のことを考えることはありませんでした。
自分の将来よりも、今の自担の将来の方が大事というか…ハッキリ言ってしまうと依存していたのかもしれません。正常な判断ができなくなっていたのかもしれないなと今なら思います。
そんなとき、あのウィルスが猛威を振るい始めます。
予定されていた現場はことごとく延期に延期を重ねて有観客は中止になり、メンタルがやられました。自分が生き甲斐にしているものがなくなっても、それでも働かなければいけないし、税金は納めなければならないし、生きていかなければいけません。
どうしてこんなことになっているのに働かなければならないんだろう、と会社の上層部を呪いながらふと頭を過ったことがあります。そういえば、私って貯金いくらあったっけ?
このブログでは何度も書いているのですが、当時の貯金残高は104,223円。20代のうちにコツコツと貯めていたはずの大切なお金は10万円と4千円とたった少しの小銭しか口座には残っていませんでした。
このとき、かなりショックを受けましたが借金やリボ払いなどのローンが一切なかったのだけは救いだなと思っています。*2
貯金や資産形成に興味を持ち始めたコロナ禍での1年半
私にとってのオタ活は趣味であり生き甲斐です。けれど当たり前のことですが、自担くんの人生は自担くんの人生。自分を幸せにしてくれるのは自分だけ。自分が責任を持つしかありません。なので、まずは自分の人生を整えたいと思いました。
どうすればいいのかはわからないけれど、まずは貯金をできるように生活を整えたい。まずは浪費を減らして、貯金を少額でもできるようにしたり、投資などお金の勉強を始めました。
それから1年半経ち、ひとつの目標だった貯金100万円を達成することができました!
choline-kakeibo.hatenablog.com
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あれから1年半が経ち、愛するエンターテインメントの現場も少しずつ復活していっています。自担くんや推しにも現場で会えるようになりました。
自担くんのことは相変わらず大好きで応援していますが、正気を失っていた頃と比べて落ち着いて応援できるようになってきた…と自分では思っていますが、周りから見たらどうなのかはわかりません(笑)いいのか悪いのか、全力で応援していた自分のことも嫌いになれないし、かけたお金は無駄だと思っていないんですよね!後悔していないんです。誰にもわかりませんが、あのとき全力になっていなかったら、違う未来があったのかもしれないとも思うので。
ジャニヲタはやめられない!だから私は貯金する
10代や20代からしっかり貯金や資産形成をされていた方と比べたら、私の資産形成はスタートも遅ければかなりスローペースです。今独身なのでこのまま一生一人で行きていく可能性もあるわけで、将来いくら必要なのか調べてどうしてもっと早く気づかなかったんだろうと落ち込むこともあります。
でも、私はジャニヲタである自分も好きだし、ジャニヲタは出来るなら人生ある限り続けたいと思っている大切な趣味です。だから、オタク費(オタ活費用)を0にする=オタクを辞めるというのは一切考えずに生活を整えていきました。オタクを辞めた方がお金は貯まるということはわかっています。でも、それでは1年半もこの生活が続かなかったと思うし、100万円も貯まらなかったのではないかと思っています。
この10年でオタクのジャンルも変わりましたし、お金の使い方もかなり変わりました。オタクをやっていた友達もライフスタイルが変わっていっています。私は独身でこれからどう変わっていくかはわかりませんが、最近はこのまま一人でも周りに迷惑をかけないくらいのお金を貯めつつ健康に楽しく暮らそうと考えながら生きています。むしろ最近は健康に興味があるかもしれません。健康、大事。
応援しているアイドルから貰える労働への活力と、お金が増えていく心の余裕や平穏。この2つは異なるものですが、今30代となった私にはいずれも必要なものでした。
だから私はこれからもジャニヲタであり続けたいですし、ジャニヲタでいるために貯金(と資産形成)をしていきます!
以上、決意表明でした。長いブログを読んでいただきありがとうございました!
はてなブログ10周年特別お題「10年で変わったこと・変わらなかったこと」
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